石岡駅前の交番という性格上、「歴史の町石岡」の顔としての親しみやすいデザインと開かれた雰囲気を大切にしつつ、一方で防犯の要としての機能性の両面から設計に取り組みました。
駅側に対しては駅前広場との連続性と、市民とのコミュニティの場としの雰囲気づくりから、ガラス面を大きく取り、道路側は歴史的な町なみを意識しました。旧市街地に残る登録有形文化財の蔵や町屋をイメージして漆喰壁、木製格子、焼き杉の板塀をモチーフに機能性と意匠性両面からデザインしました。
市民からまた駅を利用する多くの方々から、石岡の新たな顔として親しみやすい駅前交番となってほしいと思います。
