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2019-08-31

金物検査を行いました。

今日は金物検査を行いました。

(新旧の融合)

古民家再生を行う場合にも、現在の基準法にのっとり、壁量計算と柱の金物補強を行います。

一部分、差し鴨居をカットしていただきました。
差し鴨居とは、梁のように屋根の荷重を支える鴨居のことをいいます。構造的に重要な部分であり、また見た目にも重厚感があります。


この差し鴨居は、直行する引戸を通すためにカットすることにしました。
幸い、これ自体で荷重を受けておらず、昔の増築の際に足されたと思われるものでした。
カットの跡はきれいに埋め木をしていただきました。

随所に大工さんたちの技が光ります。

☆発見!現場の工夫☆

現場で出る木くずなどのゴミは、ガラ袋とよばれる袋にいれて産業廃棄物として処理されます。この袋、たくさん入るのですが、やわらかいので自立しません。そこでこの工夫!お手製の枠が仮止めされていました。これならゴミを捨てやすくていいですね。

(スタッフ:八木)

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