普段着の心地良さと ていねいな暮らしを
シンプルな間取りに、高さを抑えた外観。周囲の穏やかな田園風景に、ひっそりと佇むスケール感と、普段着感覚の心地よさを感じる住まい。
M邸は那珂市郊外の静かな環境に位置し、30代のご夫婦とお子様の3人家族の住まいです。延床面積23坪とコンパクトな設計ながら、高い勾配天井や大きな開口による外への意識の誘導により、広がりと趣のある空間を造り出しました。
天井に見られる化粧垂木や、梁、丸柱が空間に重厚感と木の温もりを与えています。
シンプルな間取りの中に
居間、台所、主寝室、子供室。M邸の主な部屋の構成はこの4つで出来ています。シンプルな間取りであるからこそ、日常の暮らしのささいな動作や、そこで暮らすご家族の気持ちに寄り添い、これからこの場所で過ごしてゆくさまざまな暮らしのシーンを思い描きながら設計をおこないました。
ひとつの空間で繋がったLDKの中にも、家族で円卓を囲み集うダイニングスペース、ソファーでストーブの火を眺め安らぐリビングスペース、オリジナルの背面収納で空間をやわらかく仕切ったキッチンスペースがあります。家族で集う楽しさと、家族の気配を感じながらも各々が自由な過ごし方で安らげる。そんな居心地の良さを大切にした空間です。
佇まいを大切に
平屋建ての桐妻屋根のシンプルな外観は、軒の出を深くし、化粧垂木を整然と美しく配置しました。周辺環境に馴染むよう色味や、建物の高さを抑える事で、静かに美しくそっと佇むスケール感を大切にしました。







