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CASE 15(木造園舎)

自然素材でつくる新たなコミュニティとしての小さな園舎

たいよう保育園(企業主導型保育園) 木造平屋建 新築工事 常総市 2019

コンセプト

「経緯」
 たいよう保育園は、常総市の坂手工業団地の一角に立地する企業主導型保育事業による保育園(定員40名)として計画されました。用地取得から内閣府への補助金申請、園舎の設計監理までトータルにサポートさせて頂き、弊社として4軒目となる企業主導型保育園として竣工しました。オーナーより木造園舎の実績を評価していただき、一昨年の10月に設計依頼を受けました。打ち合わせの中でオーナーより日本的な建築をとのご要望を頂きました。
「地域資源の活用とエコロジーな環境づくり」
 そこで地域資源を活用した園舎自体を自然と触れ合う学びの環境とすることをコンセプトとし、構造は木造平屋建てとし地元八溝山系の檜・杉を構造材並びに床、建具、家具と全面的に採用しました。また壁と天井には珪藻土、外部のデッキにも無垢の木材を多用する等、木の香ただよう自然素材による園舎づくりをご提案しました。
「新たなコミュニティの創出」
 またオーナーの企業で働く職員の多くが日系ブラジル人であることから、地域のコミュニティと子どもたち、若い世代等との異文化交流の拠点ともなるよう、職員の子どもたちに加えて、近隣の子どもたちも積極的に受け入れる地域枠を設ける事と致しました。
 常総市は県内で最も外国人の働き手が多く住んでおり、ある意味で今後の日本社会の先進地であるといえます。外国人の子育ての環境を地域社会がどう受け入れていくのか、建築と社会、日本人と外国人いった人間関係の接点をどう構築して行くのか、新たな社会的価値を築いていく上で大切な試みと捉えて取り組みました。
「伝統建築の良さを現代に」
 木造の大きな屋根に障子と縁側、子どもたちの日本でのもうひとつの我が家となるよう、かつての日本民家をイメージし、大家族が住むような温かな雰囲気と、本物の素材に触れて落ち着いた空間で情緒豊かに生活出来る園舎としました。また施工も木造建築に実績のある工務店に担当していただき素晴らしい仕上がりとなりました。

完成までのブログ
特徴
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外観

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3・4・5歳保育室

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2歳保育室

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一時預かり室

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0・1歳保育室

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たいようのテラス

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玄関ホール

ギャラリー
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パース

外観パース

コンセプト

事業主

株式会社 太陽コーポレーション

施設名

たいよう保育園

所在地

茨城県常総市

用途地域

未指定

地域地区

市街化調整区域(区域指定)

主要用途

保育園(企業主導型保育園)定員40名

工事種別

新築

構 造

木造(KES工法) 階数:1

竣 工

2019年10月

敷地面積

995.86㎡(301.03㎡)

建築面積

280.00㎡(84.70坪)

延床面積

270.99㎡(81.97坪)

設 計

㈲吉田建築計画事務所

担 当

吉田・山本・大津