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建築コンセプト Architecture Concept

人間と自然環境が調和した空間づくり。

人間が誕生して500万年の間、
人は森と暮らしてきました。
人間は自然との一体になった時こそ、
リラックスでき精神的に満たされた状態になります。
そうした場所こそ
「かけがえのない場」となることでしょう。

人間と自然環境が調和した
誰にとってもかけがえのない空間づくりこそ
私の目指す建築空間です。

自然との調和エコロジーリサイクル
ベースにした豊かさを実感できる住空間こそ、
これからの良き住まい(良き人生)をつくることに
最も大切なことだと考えます。

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自然との調和・共生

人と自然と地域がいきいきと調和
日本は世界的な森林大国で、国土に占める森林の割り合いは約70%とフィンランドの75%についで世界第2位といわれています。大きな森のイメ-ジのカナダや黒い森で知られるドイツでも約30%しかありません。日本はこの森林の恵みによって、木造建築が発達し、法隆寺などをはじめ世界的な建造物が創られてきました。また神社やお寺など鎮守の杜は地域のコミュニティーの場として、木は太古の昔から生活と密着した存在でした。民家においても一世代前までは必ず家の中心に大きな大黒柱があり、家の象徴として家族に大切にされ住む人(世代)が代わっても3代・4代・5代と代々受け継がれてきました。
 日本人は長きにわたり、自然の恵みに対し畏敬の念をもって接してきました。その精神は木を扱う匠の技へも通じ、高い職人技と高い職人気質(ミッション)が育まれ現在まで継承されてきました。しかし石油エネルギ-革命以降、技術革新は進んだものの反面、人と自然界との生き生きとした有機的な関係性が断ち切られ、自然への畏敬の念や職人技という非合理的な価値に対する評価がが薄らいでしまいました。現在、様々な環境問題が取り上げられています。人と自然と地域が生き生きと調和した関係性の再生にこそ、未来の取り組むべき方向性があるのだと思います。
森林の写真

国土に占める森林の割り合いは約70%です。日本はこの森林の恵みによって、木造建築が発達し、法隆寺などをはじめ世界的な建造物が創られてきました。

エコロジー

エコ住宅は、環境共生+美しい住宅
住宅の平均寿命はアメリカ:103年(1991)、イギリス:141年、フランス:86年、ドイツ:80年(1987)日本:30年(1993)。こうした差の要因は歴史・文化、税制、不動産の仕組みも違うので、難しいところではありますが結果的に相当な資源を無駄にし、その産廃によって大量のダイオキシン、環境ホルモンが発生しています。住宅の長寿命化により、建て替え回数を減らすこと、解体時に産廃にならない自然素材でつくることが大切です。
1.地産地消の家作り(地場産木材と伝統技術の有効活用)
フードマイレージという言葉がありますが、建築も建材が現場に届くまでの輸送時のエネルギ-消費と現場作業の職人さんの移動時のエネルギ-消費を抑えることが大切です。特に茨城県には八溝杉や石檜といった良質な木材が身近にあるのです。積極的な地元木材の利用が必要です。また、日本の特徴として、全国各地には高い技術を持った大工さんや、建具屋さん、左官屋さんなどの職人がいることです。地域の職人で作ることによって移動エネルギ-が大幅に抑えられ、同時に伝統技術の継承や地域経済効果と一石二鳥の効果があります。
2.自然エネルギーの活用(パッシブソーラ-ハウス)
土地の気候や風土に無理のない自然エネルギーを最大限に取り入れます。庭の大きな落葉樹は夏、日陰をつくり冷涼を運びます。冬は葉を落とし暖かい太陽の光を室内に届けます。庭の緑は敷地全体の環境をコントロ-ルします。杉、檜、ケヤキと昔から使われてきた木材や漆喰・珪藻土には、湿気を調整する性質や空気を浄化する抗菌・殺菌効果もあり、肌触りもよく血圧を安定させるなど健康にも効果があるといわれています。
 断熱や気密、換気と組み合わせることで、こうした室内は冷暖房や換気扇などの機械設備の依存度が低くなり、電気や石油、ガスの消費を抑える健康的な環境づくりに繋がります。併せて季節のさわやかな通風のための風の通り道をつくることが大切です。また、自然エネルギーの利用として、ソ-ラ-コレクタ-による給湯、雨水の散水利用などはライフサイクルコストが低く、地球にやさしいだけでなく経済的な面からもやさしいシステムです。
3.環境共生 + 美しい住宅
エコ、自然エネルギーに加えて、住宅が、文化的・景観的・美観的・愛着性など、により住まい手の思いが、家族の財産・街の財産として住宅を大切に造り、維持することになると考えます。単に施主や建築家だけが満足する家ではなく、家をつくる行為が、街なみや風景や環境にとって重要であると思います。そのような思いでつくられた住宅のみが環境や風景に対してかけがえのない資産となり、普遍的価値として、超寿命な住宅が成り立つと考えています地域資源(人と自然)を活かした、将来にわたって愛され続ける住宅づくりが大切と考えます。
森林の写真

住宅の長寿命化により、建て替え回数を減らすこと、解体時に産廃にならない自然素材でつくることが大切です。

森林の写真

茨城県には八溝杉や石檜といった良質な木材が身近にあります。地元木材を利用することで輸送時のエネルギ-を抑えることができます。

森林の写真

庭の大きな落葉樹は夏、日陰をつくり。冬は葉を落とし暖かい太陽の光を室内に届けます。庭の緑は敷地全体の環境をコントロ-ルします。

森林の写真

街なみや風景、環境と共生できる住宅が、かけがえのない資産となり、超寿命な住宅が成り立つと考えています。

リサイクル

材料の持続性と伝統技術の持続性
最近、リフォ-ムやリノベ-ション、古民家再生の仕事が増えていますが、特に古民家の再生を通して感じることは、暮らし方の変化や、100年単位の時代の変化に応じて間取りや建具が変えることができること、木材のもつ高耐久性と地域の大工技術レベルの高さです。200年も経過した古材が耐久性を維持しており、同時に江戸時代の職人の木組みを、現代の大工さんがきっちりと引き継いでいる統一された工法の継承という点です。伝統技術の職人の世界は、非効率で現代社会と乖離しているようにおも思われがちですが、現実は反対で、きわめて効率性が高いのです。継ぎ手や仕口といった接合部はリユ-ス・リサイクル前提として金物が無い分解可能な技術で作られており、部分的な補修や解体も容易で、寸法もモジュ-ル化されているので転用ができるのです。そうした仕事を継承できる大工さんたち伝統技術の職人がいます。
 欧州ではマイスター制度等があり、国家が高い技術を持った職人に、地位と報酬を法律で守っていますが、日本各地には無名ながら高い伝統技術をもち、職人としての誇りをもって仕事をしている人たちがいます。実はこのことが日本の素晴らしさであり、日本の強みなのではないかと思います。これかからの持続可能な循環型社会を築く上で、再度、この知恵を利用していく必要があると思います。「いきいきとした未来の暮らし」には、いきいきと仕事をする日本の伝統技術の継承者が必要なのです。
森林の写真

200年も経過した古材が耐久性を維持しています。また江戸時代の職人の木組みを、現代の大工職人が統一された工法で継承しています。

森林の写真

継ぎ手や仕口といった接合部はリユ-ス前提として分解可能で、部分的な補修も容易。また、寸法もモジュ-ル化されているので転用ができます。

木のイラスト
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