令和3年10月から始まったリノベーション工事も、令和4年に建物が完成し、令和5年2月に外構工事も完了しました。
この建物は、元々は1986年(昭和61年)に、某自動車メーカーの展示場の事務所として建てられました。両サイドのテントの下に車が展示されていましたが、展示場が移転した後は、暫くの間使用されていませんでした。築37年が経過した2023年に、石岡市の事業として1階にカフェスペースとサイクリングステーション。2階をコワーキングスペースとした、小さな複合交流施設としてリノベーションしました。
JR石岡駅西口に、賑わいを取り戻す一環として、石岡ステーションパーク内につくられた看板横丁に続いて行ったプロジェクトです。二つある大きなテントは、正面向かって右手が、芝生と大きなウッドデッキのある広場となっており、左側がキッチンカー等の車輛が入れるオープンスペースとなっています。どちらも雨天時の使用が可能です。
サイクリストの休憩の場所、電車やバスを待つ方々の待合の場、市民の方々が本を読んだりお茶を飲んだり、また親子で遊んだり、仕事をしたりと…。様々な人々が交わり、思い思いに自分の時間をゆったりと過ごすことのできる、そんな居場所になれれば幸いです。
