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2019-06-28

初夏のヘルシンキ、北欧の巨匠を訪ねました。

ヘルシンキ中央部にあるカンピ駅から4番トラムに乗って、終点ミュンミキを目指しました。乗車券の買い方を迷っていると大学生ぐらいの女性が親切に教えてくれて無事乗車。アアルトの自邸の最寄り駅Laajalahden aukioは手前ですが、時間も十分にあるのでバルト海の穏やかな入り江の景色をみたいと思い、駅を二つ先でおりました。水辺の遊歩道を散策しつつ、閑静な住宅街を歩いてアアルト自邸へと向かいました。10分ほど歩くと、ひっそりと通りから閉じたかたちで建っていました。

自邸はアアルト38歳の1936年に建てられました。
1階のリビングルーム。ピアノの上の肖像画は奥様のアイノさん。家具、小物まで全てアアルトのデザイン。
奥の引き戸の向こうはアアルトの事務所スペース。
南側は大きくひらかれた窓から穏やかな光が差し込んできます。大きな窓はFIXで、スリット窓が片開となっていて通風をとっています。
中庭からの外観です。
事務所の奥のコーナーがアアルトの仕事場、庭の眺めが良い。
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