toggle
2023-12-16

陽だまりの家“モモ” 設計コンセプト

つくば市のみどりの駅近くで、小児科医を開業されている先生が、病院の隣地に建てた親子カフェとあそび場、一時預かりの子育て支援施設です。

施設建設の経緯は、(先生より)このエリアは急速に宅地化が進む中で、都心などから移り住まれる若い核家族世帯が多い。知人や友人も少ない環境で、子育てに苦慮されているお母さん方を目にする機会が多く、そうした方々をサポートできる場所を作りたいとのご相談を頂きスタートしました。

日々、家事や育児に忙しくされている子育て中のお母さんが、ゆったりのんびり楽しく 過ごしていただける、小さな家のような木の温かみに包まれた空間をご提案いたしました。

建物は高低差のある敷地を生かしたスキップフロアとし、低いフロアは子どもたちのスペースとし、高いフロアはカフェとし、お茶を飲みながら、またキッチンカウンターからも、スタッフや、お母さんお父さんが子供たちも見守れる設えとしました。

カフェの床は県産材のヒノキ、子どもたちの床は天然コルク、テーブルなど家具も無垢の木を使用するなど、身体に安全・安心な室内環境を整えています。

外部環境は、デッキテラスと木々を配した園庭があり、こちらも敷地の高低差をいかした芝生張りの斜面地があり、子供たちにとっては恰好の外遊びの場となっています。

モモのスタッフの皆さんは、子育て経験者の方々ですので、子育ての悩み・相談もお気軽にお声かけ下さい。また一時預かり保育も実施されていますので、集中した一人の時間を欲しい方は、是非ご利用して頂きたいと思います。

(公式サイト)https://hidamari-momo.jp/cafe/

関連記事