2024-07-06
児童発達支援施設について知ろう
現在、弊社では児童発達支援施設の設計に取り組んでいますが、この施設がどのような子供たちに利用できるのか、一般的にはあまり認知度が高くないと思いますが、社会的ニーズはかなり高まっており、年々利用者は増加する傾向にあります。一方で施設数は全国的に見てもまだまだ足りていない状況で、今後さらなる拡充が各地域で求められています。
【施設の説明】児童発達支援施設の利用者は、小学校就学前、6歳までの障害のある子どもが主に通い支援を受けます。利用の仕方に決まりはなく、保育園の代わりに利用したり、保育園と児童発達支援施設と週の半分程度ずつ利用したり、保育園の降園後または登園前に利用するケースもあります。どういった頻度で利用するか、子どもが必要とする支援に応じて変わります。
下記の模型写真は、現在設計中の児童発達支援施設で、保育園を運営している社会福祉法人が計画しています。平屋の小規模な木造建物で、木の香がただよう温かみのある空間をイメージしています。また園庭は、隣接する保育園児も共有する予定です。子供たちが、わくわくした楽しい気持ちで、日々過ごせるよう野趣に富んだ建物と自然との一体感を感じるような建築を探究しつつ設計をしています。
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