ラ・リヴィエ・ドゥ・サーブル 8周年
「8周年おめでとうございます」
つくば市にある La Rivière de Sable(ラ・リヴィエ・ドゥ・サーブル) は、世界で活躍するパティシェ・植﨑義明氏が、自らの世界観を地元・茨城から発信する場として2018年に誕生したパティスリーです。
コンセプトづくりから建築デザイン、インテリア、カラーコーディネートに至るまで植﨑氏と意見を交わし、洋菓子づくりへの想いや感性を建築へと丁寧に落とし込みました。
建物のデザインは、チョコレートの深みある色彩や甘い香りをイメージしたブラウンを基調とし、カカオの葉を思わせるグリーンをアクセントとして構成しました。外観から店内まで一つの世界観で統一することで、まるでデザートの中に入り込んだような、五感で楽しめる空間を目指しました。
素材には木材、漆喰、石などの自然素材を採用し、細部まで熟練した職人の手仕事による繊細なディテールを積み重ねました。時を重ねるほどに味わいが深まり、素材の表情が建物の魅力を育んでいます。お客様が扉を開けた瞬間から、洋菓子の香り、素材の温もり、空間の心地よさを感じ、日常の中で少し特別な時間を過ごしていただけること。それが私たちの目指した店舗づくりでした。
竣工から8年月をが経った現在も、多くのお客様に愛される人気店として歩み続けていることを、大変うれしく思います。建築は完成した瞬間が終わりではなく、人に使われ、街に根付き、時間とともにその価値を育んでいきます。
La Rivière de Sableがこれからも地域の皆様に愛される場所であり続けることを願っています。
パティシェ・植﨑義明氏
植﨑義明氏は、2017年にフランス・リヨンで開催された洋菓子世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」に日本代表チームの一員として出場し、銀賞を受賞。世界のパティスリー界で高い評価を受けるパティシェとして、現在も第一線で活躍されています。本プロジェクトは、その世界観を建築というかたちで表現することを目指した一棟です。














