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2019-04-24

古民家再生工事がスタート

明治中期に建てられた築120年の民家を、次世代へ継承するプロジェクトがはじまりました。

バラシ工事からは始まりました。内部の床や壁や天井を手作業で丁寧にばらしています。  また揚屋工事(リフトアップ)に伴い、建物を軽量化する目的で、老朽化した既存屋根瓦(約15t)を先行して降ろしています。 再利用する建具類は先に外して保管しました。これからのすべての工程において、各職人の熟練した手作業による仕事となります。こうした古い建物を残すことで、広くはCO₂の削減につながり、地域では歴史的景観が維持されると共に、伝統的職人技の継承と人と人のネットワークが再構築され、また地域経済も循環します。スクラップ&ビルド(使い捨て)の社会から成熟社会への大きな転換期へむけて、真に価値あるものを再評価し次の世代へと利活用していく事を大きなテーマにしたいと考えます。

また揚屋工事に伴い、建物を軽くするために老朽化した既存屋根瓦を降ろしています。

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