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2020-08-09

古刹の改修工事を行っています。

昨年の台風19号によって、大きな被害を受けた本堂の屋根をふき替える工事を行っています。
江戸後期頃に建立された曹洞宗の古刹です。昨年の台風に加え、長年にわたる腐食や蟻害、経年劣化が広範囲に及んでいます。耐力の見込めない部材は撤去し新たな材と交換し、再利用できる古材は補強等を行いながら、できるだけ活かして使う方向で工事を進めています。
古いものを活かしならの難しい仕事ですが、社寺建築に精通した若い大工さんたちが、高い職人技と丁寧かつスピード感をもって工事を進めてくれています。

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