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2025-10-01

児童発達支援施設 地鎮祭

茨城県結城市内で児童発達支援施設の工事が間もなく着工となります。本日は施主、建築関係者が集まり地鎮祭が執り行われ、私も設計者として参列致しました。今回の建物は、既存の施設が手狭になったことと、天気や季節を問わず自由に遊べる室内空間が欲しいとの依頼で、敷地を拡張して別棟に設計しました。

建物は16角形でほぼ丸い形状の平面になっています。各コーナーに柱が立ちそこから斜めに16本の梁が中心に向かって放射状に組まれ中心には柱のない、蕪束(かぶらつか)という木組みで設計しています。梁や母屋などの木材が現しとなります。モンゴルの伝統的なゲル(テント)に似た形状です。

祭壇の下にある赤い杭は16角形の中心を示しています。

内観パース 天井は梁や母屋の木材が現しになります
内観パース
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