2025-02-15
古民家再生 現場から
現在、笠間市で工事が進められています古民家再生(築105年)の現場です。茅葺と丸太の又首(さす)が撤去された後の小屋組みの状況です。撤去された又首(さす)や煤竹は倉庫へ運んで保管しています。次の工程は、新たに金属屋根葺きとするために、既存の小屋組の上に新たな和小屋を組んで行きます。本日は大工さんとその詳細について打ち合わせを行いました。現場調査では見えなかった各部位がはっきりと見えたことによって、改めて小屋組の基準となる軒高の設定や、腐食や欠損の多い梁・桁や束については新材への交換など、一つ一つ時間をかけて打ち合わせを行いました。尚、新材へ交換するために撤去された古材は、可能な限り加工して別な場所で再利用するようにしています。



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