2025-09-06
現場から 一文字瓦葺きが完成しました
木造平屋建ての和風建築の現場です。基礎工事から上棟と順調に進み、屋根瓦の工事が完了しました。この建物では屋根瓦を燻し瓦(燻し銀)の一文字葺としました。一文字瓦はその名の通り、瓦の下端が一直線に揃う瓦を使った葺き方で、京の町屋建築などで昔から使われており、整然と並んだ軒先は非常に美しい景観をつくりだします。また合端を取りながら葺くので手間のかかる仕事であり職人技がひかります。
一文字瓦は綺麗なかたちだけでなく独特な形状により、雨水を効率的に軒樋へと流れるように作られています。さらに軒瓦としての一文字瓦は、屋根の構造を支えるに欠かせない垂木や野地板を、風雨から保護する役割も担っています。これら木材は吸水性が高い為、雨水にさらされると腐食しやすくなりますが、これを一文字瓦が守ってくれていて、建物の耐久性を高める事に繋がっています。







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