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2024-10-15

能登半島復興支援ボランティアに参加

令和6年10月11日(金) ~13日(日)能登半島復興支援事業として、現地にて奉仕作業を行ってまいりました。今回は私が所属します石岡ライオンズクラブ(333E地区)のメンバー(有志6名)として参加しました。車で往復1300KMの移動となり、高速道路も能登市に入ると未だ復旧中の為に50km規制と、予想以上に移動に時間を要しました。現地は1月1日の地震に加え9月21日~23日のかけての豪雨(能登豪雨)による土砂崩れで、相当に深刻な状況でした。活動場所は石川県輪島市東部地区内で、先ずボランティア団体(認定NPO法人カタリバ)の受付にて登録し、そこでスコップ等をお借りでき、その後、地元スタッフの案内で作業現場へと向かいました。作業は民家の敷地に流れ込んだ土砂のかき出しを致しました。

この住宅の奥様は一昨日に、金沢市内の避難先から戻られたとの事で、母屋は住める状態ですが、蔵と物置は全壊で解体工事が決定しているとの事でした。復興にはまだまだ相当な時間がかかる様相です。また、気になった事は、車で被災地周辺を移動する際に、子どもたちの姿が少ない事でした。自宅の復旧が未だであったり、学校が避難施設等になっているなどの理由により、避難先から戻れないケースや、既に金沢市など近郊の街へ転校されたりしているのでしょうか。長期的な復興へのプロセスとして、早急な子供たちの学びの場の復旧復興と、学校区を中心とした地域のコミュニティの維持が重要となります。その上で私たち建築士等が参画し、住民の方々とともに今後のまちのあり方を話し合い、復興計画を立てる事が必要かと思われます。こうした支援を地元の建築士の団体に是非立ち上げて頂きたいと存じます。

能登半島震災にて亡くなられた方へのお悔やみと、被災者の皆様に心から御見舞い申し上げます。1日も早く平穏な生活に戻れますことをご祈念いたします。

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